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キャリアカウンセリングの概要

キャリアカウンセリングの定義

アメリカのNCDA(National Career Development Association)の定義によれば、キャリアカウンセリングは、キャリア・ガイダンスの際に行うプロセスであり、「個人がキャリアに関して持つ問題や葛藤の解決と共に、ライフキャリア上の役割と責任の明確化、キャリア計画、決定、その他のキャリア開発行動に関する問題解決を個人またはグループカウンセリングによって支援すること」とされています。この定義からも分かるとおり、重要なポイントは、現代のキャリアカウンセリングは、単に「個人と仕事をマッチング」させることではありません。初期のキャリアカウンセリングは、職業指導の父と呼ばれるF.パーソンズの「丸い釘は丸い穴に」という言葉に表されているように、ただ個人の適性に合わせて、相応しい職業をクライエントに斡旋するだけのものでした。しかし、現在アメリカのキャリアカウンセリングでは「精神的ケア、心理的な問題解決のサポート」もキャリアカウンセリングの大切な一部となっています。

自己理解の支援
個人が進路や職業、キャリア形成に関し、「自分自身」を理解するよう援助すること。
職業理解の支援
個人が進路や職業、キャリア・ルートの種類と内容を理解するよう援助すること。
啓発的経験
個人が選択や意思決定をする前に、やってみることを支援すること。
カウンセリング
キャリアに関するカウンセリングを行い、キャリアの選択、意思決定、方策の実行の支援を行うこと。
方法の実行
進学、就職、転職などのキャリア・ルートの変更、退職など、クライエントが意思決定したことの実行を援助すること。
追指導・職場適応
選択し、実行されたキャリアへの適応を支援すること。

キャリアカウンセリングの歴史

職業指導運動
産業革命によって人々の仕事環境や生活環境が劇的に変化する中、F.パーソンズが1907年にボストン職業相談所を創設。翌年に重い病で亡くなるまでに彼は残りの全精力を振り絞り、キャリアカウンセリングの原典ともいえる「職業選択(Choosing a Vocation)」を執筆。
職業指導カウンセリング
第二次世界大戦後、母国アメリカに戦地から続々と帰還し始めた復員兵の就業が国家的緊急課題になると、E.G.ウィリアムソンが「職業指導カウンセリング(Vocational Counseling)」を展開し、特性因子論を基に、現代のキャリアカウンセリングの基礎となる「特性因子論的カウンセリング」を提唱。
キャリアカウンセリング
D.E.スーパーが職業発達理論の立場から「職業(Vocation)」という言葉を拡大し、今日一般に用いられているような「キャリア(Career)」に置き変え、「職業指導カウンセリング」は「キャリアカウンセリング(Career Counseling)」と称される。その後、キャリアカウンセリングは単なる職業支援のカウンセリングから「全人格的なカウンセリング」に移行。
カウンセリング
心理カウンセリング
心理療法の概要
心理療法の理論
キャリアカウンセリング
キャリアカウンセリングの概要
キャリアカウンセリングの理論
産業カウンセリング
産業カウンセリング